なぜ６０歳？

人生を次のような年代に分けるとします。

第１ステージ（the first stage）＝将来に備えて、学問・技術・教養などを身につける時期。
第２ステージ（the second stage）＝勉学や訓練を卒え、社会人として仕事をする（主婦なら夫や子供の面倒をみる）時期。
第３ステージ（the third stage）＝仕事を卒え（主婦なら「妻業」「母業」を一応卒業し）時間を、自分の意志で自由に使える年代。自分がやりたい事のために時間を使える時期。
第１ステージ・第２ステージでは望むべくも無かったこと、望んでも得られなかったもの、
実現したくても出来なかったものが、大いに実現可能になる素晴らしい年代。
人生の総仕上げ、人生のクライマックスの時期。
最も素敵で華やかで楽しいフィナーレに当たる時期。

そんな第３ステージを開花させ、みのり豊かな季節に…！

定年退職が６０歳の所が多いので、６０歳としましたが、
つまり、第３年代（the third stage）の方、そろそろ迎えようとしている方でしたら、別に何歳でも構わないのです。

なぜ初心者？

７０歳、８０歳でも、バリバリ弾く現役ピアニストは沢山いらっしゃいます。
ただ、そういう方は若い時からずーっと継続していた方達です。

そうではなくて、まったく弾いていなかった方がその年齢で初めてピアノを習い、どのようになって、どのように楽しめるか？ということが私は知りたいのです。

ですから、習った事がある「経験者」ではなく、あえて「初心者」にしました。

また、何十人に一人といった「まれに見る筋の良い方」「特別な例」ではなく、
「ごくごく普通の人」がどうであるか？が知りたいのです
私は、アベレージが知りたいのです。

なぜピアノ？

生ピアノ・電子ピアノ・デジタルピアノ・クラビノーバ・エレクトーン・カシオトーン・ポータトーン等など・・・
・・・鍵盤楽器でしたら、何でもＯＫです。

ただ、鍵盤（キーボード）と言うと・・・→パソコンのキーボードを連想したり、
３オクターブ位のポータブルキーボードを連想したり・・・。
今ひとつイメージが湧かない方も多いため、
鍵盤楽器ぜんぶひっくるめて便宜上、ピアノと呼んでいます。実におおざっぱですね。（笑）

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