1997年3月頃・・・

ひろみーたに起こったこと、感動したこと、傷ついたこと、ちょっと嬉しかったこと・・・などなど、毎日の生活の中で感じたこと、考えたことなどを書きたいと思います。
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3月8日(土)    買っちゃった!

ついに、買ってしまいました!ずっと欲しかったパワーマックを。

何度も「お買い物」の練習に行って、
商品を「お買い物カゴ」に入れては出し・・・を楽しんでいたのですが、
「買う」というところにマウスの矢印を持っていくと、
      「う、う、うううーっ」と我慢出来なくなり、人さし指が下に・・・

おーっ!買ってしまった!!
衝動買い!!
でも、ずっと欲しかったものだし、やっぱり買います。
    ああ、早く使いまくりたい。楽しみ、たのしみ、タノシミ。。。(^-^)


3月9日(日)午前    プラス思考

私が指導法研修などを受けているヤマハ銀座店jetの覚書更新のため、ヤマハホールへ。
まず熱心な先生方数人の経験談やお話。
実に楽しい先生、パワフルな先生、愛情溢れる先生・・・先生のカラーは色々だ。
でも、みんな一生懸命で素敵な先生達(^-^)。私も見習わなければ・・・。

次は目が不自由(全盲)なのに、鍵盤を弾かれる平瀬徹さんの講演。
私は今まで、「障害がある」ということは、人が出来ることが自分には出来なくて不幸なこと、
不自由な思いをしなくてはならず、マイナスなこと・・・と思っていた。
ところが、平瀬さんのお話を聞いていると、ちょっと違うのである。
もし目が見えていたら絶対そんなチャンスはないはずなのに、
目が見えないからこそ、何度もコンサートを開くことになったり、
秋篠宮様の前で演奏するチャンスに恵まれたり、今日だって、招待されて・・・。
「自分は何が出来ない。悲しい」と、くよくよマイナスに考えるのではなく、
「自分にしか出来ないこと」をやろうという姿勢、
「自分にはこんなことも出来る」とプラスに考える姿勢・・・
とてもさわやかで、平瀬さんから何かを分けてもらったような気がする。

次は松本淳一さんの演奏だったのだが、残念なことに都合で早めに帰る。
半年も前に「美女と野獣」のチケットをとって、
由美ちゃんと一緒に見に行く約束をしていたから。
ああ、暇な時は暇なのに、予定が重なる時って重なるもんだ。。。


3月9日(日)午後    美女と野獣

延長が続いている劇団四季のミュージカル「美女と野獣」を見に赤坂ミュージカルホールへ。
(入場者は100万人を超え、また9月までの延長が決まったとのこと。)

なかなか、楽めました!(^-^)
照明も効果的だし、マジックのような演出に歌にダンスに・・・
四分音符でジョッキをパーカッションのようにぶつけ合いながら踊るシーンは、
まるでリトミックさながら。(^-^)
生徒の好美ちゃんが「この曲弾きたい。」と持ってきて、長いことかかって弾いた
「美女と野獣」の曲が、生オケで流れてくる時も感動!

主人公の美女ベルのセリフが印象に残った。
「外見はカッコイイ」男性ガストンに向かって「心は野獣ね」というセリフ。
主人公の男性ビーストは「外見は野獣」だけれど、「心は紳士」になろうと努力する。

あっ!女性版で同じようなことをこのページの1/30に書いた気がする。
「外見はブス」だけれど「心は美人よ」と。
「外見は美人」だけれど、マナーが悪かったり「心はブス」という女性も時々いるでしょ?

私が会員になっているスイミングクラブの人達を見て、思うことがある。
皆、裸同然のグショグショのかっこうで、年齢がよく解らない。
「実年齢は20代」なのに、他人の悪口しかしゃべらない「心はオバタリアン」という人もいれば、
「実年齢は57歳」なのに、前向きで一生懸命に努力する「心は20歳」という人もいる。

ああ、そうなんだわ。人間、なのね。心、心・・・音楽も心

3月10日(月)    ヤマハ音楽院ライブ

「遠いからとつくばに引きこもっていないで、これからどんどんコンサートにも行こうと思う。」
と言いふらしていたら、最近、皆さんから招待券を頂くことが多い。
2/27の「現代音楽の夕べ」もjetの大坪先生からの招待券で聴いてきたし、
今日も招待券を頂いて「東京国際フォーラム」Cホールへ。

一緒に行ったブラック先生と、1月にオープンしたばかりのこの素晴しいホールを探検。
ガラス張りの壁、パリの空港を思わせるようなガラス張りの連絡通路、
コンクリートに黒を基調とした固い感じに、木の部分が柔らかさを。
  (まだ新しいので、コンサートを聴きながら、木の香りがするのが何とも良い。)
こんな広いホールが、東京のど真ん中、有楽町駅のすぐ目の前という便利さが、嬉しい。

演奏の方は、来年が楽しみな、いかにも勉強途中という1年生もいれば、
このままブラウン管の向こうから流れていてもおかしくないような上手な人達も・・・色々。

でも皆共通しているのは、将来プロのミュージシャンになろうという夢と希望に燃えているということ。
若さが眩しい。ちょっと羨ましかった。

学生のこの時期が人生で一番「何でも出来る時期」のような気がする。
だんだん、仕事、雑用、付き合い、義理、しがらみ等に自分の時間をとられるけれど、
この時期は、1日24時間「自分がやりたいこと」の為に好きなように使える。
親のお金で、大威張りで「好きな勉強」が出来る。良い時期・・・

でもそれに気付くのは卒業してからで、その時点では「早く社会人になりたい」なんて憧れている。
そういうものなのですね。(^-^)


3月13日(木)    受験結果報告

2/8、このページに「受験祈願」を書いたが、だんだんその結果が。

発表会の時「最後の追い込み」が得意な生徒R子は、ひろみーたの家に近い高校に合格とのこと。
               おめでとう!\(^-^)/

8×8=72という計算をしてしまうMくんは、「答案用紙に名前を書かなかった」と言っていた。
「ああ、Mくんらしい!
実力が足りなくて落ちるなら仕方ないけれど・・・、
受験日をウッカリ忘れたとか、名前をウッカリ書き忘れたという理由で落ちるのは・・・
言う言葉がない。もう、ドジ!」と思っていたが、合格。
受験番号が書いてあったから助かったのか、
受験番号だけ書けば良いテストだったのか定かではない。

音大のマスター(音楽学)を修了していながら、また作曲科を受験したK子からは、
今日、「結果残念」報告のハガキが届いた。

報告文の内容もだが、貼ってあったプリクラが良かった。
先月、レッスンの帰り、(^人^)というポーズで、絵馬に「合格祈願」のプリクラを撮った。
もし合格していたら、来月みんなで、くす玉に「オメデトウ!」のプリクラを
           \(^-^)/と、撮る予定だった。
報告ハガキには一人、(.. )ショボンと下をうつむいたポーズで、「なぜ?」と書いてあるプリクラ。

も〜、K子ってば〜!不合格でもこういうパフォーマンスが出来る余裕。
これだけ自分の気持ちを表現出来るK子なら、大丈夫だあ!
だって音楽って、自分の気持ち、自分の訴えたいことを表現する手段の一つではないですか。
今までだって、K子の人生、十分、個性的だったけれど、
何か、これからのK子の人生、もっと意外で、もっと面白くて、
もっと素敵に展開しそうな予感。。。(^-^)


3月14日(金)    音作り

私が持っている楽器は、ピアノと電子オルガンであるが、
この二つ、音の作り方が全く違う。

ピアノは打鍵のタッチ、強さ、速さ等で音が決まる。
鍵盤をペチャペチャ叩いていては、きれいな音は出ない。
水泳競技の「飛び込み」を例にとろう。
上手な選手は、水面と直角にスーッと奇麗に入水。水しぶきも無くサーッとまあるく奇麗な波紋。
下手な選手が飛び込むと、バッチャーンというきたない音とともに、メチャクチャな水しぶき。
打鍵も同じ。鍵盤と直角に奇麗にストーンと・・・。
指の先にほそーいエンピツのシンがついていると思って繊細かつ丁寧に・・・。
弾き方ひとつで、ハープの繊細な音を出したり、ダイナミックなオーケストラの音を出したり・・・。

電子オルガンも、最近のはタッチセンサーがついているので、
弾き方次第でモワモワした気持ち悪い音であったり、スカッと気持ち良い音になったり・・・。
でもやっぱり音の種類というのはレジストボタンをどう設定するか?で決まる。

今日、メールボックスに「レジスト&アレンジコンペの課題曲発表」とのお知らせメール。
私、どちらかと言うと、音の波形をエディットして欲しい音を作ったりというのが得意な方ではない。
アルゴリズムとは何か?なんて理系の人が詳しそうなことは、ほとんど解ってない。
そういうことにかけて天才的な男の子には、私がいくら頑張ったところで、とうていかなわない。
と、最初からあきらめ、欲しい音色はどこかからパクッたり、既成品の音を使ったりしていた。

(課題曲をボーッと眺めながら考えるひろみーた)
私だって、電子オルガンの先生のはしくれ。
恥ずかしくも自分の曲データをホームページなんかに掲載まで・・・。
いつまでも「音作り苦手」「機械は苦手」なんて逃げていないで、もっと勉強しなくっちゃ。

よーっしゃ!!
今年は私もコンペに参加してみよう!
もちろん、音作りベテランの先生方に、私のようなのが、かなうわけないけれど、
参加すれば、多少は勉強もするだろう。
そう、勉強することが大切なのよ。
お〜し!
まずは、ARとかRRとかいじってみよう。。。



3月19日(水)    今日からパワーマック(^-^)v

届いたんです!
念願のパワーマックが!
本当はもう少し前に届いていたのですが、
配線をして、ソフトを入れて・・・やっと使えるようになりました。(^-^)

使いごこちはどうかって?
そりゃ、もう、快適です!(^-^)v

前のマックは、ハードディスクが壊れてからというもの、
なんかトロくて、グズで・・・
ちょっと変わったことをすると、すぐ機嫌をそこねて動かなくなったり・・・
気にさわること(単語登録など)をすると、怒って画面を真っ黒にしてみたり・・・
とにかく扱いが難しい、我がままな友であった。

ところが、今度のマックは、身のこなしが速く、スマート。
性格も良いらしく、あまりゴネたりスネたり…ということが無いので安心して付き合える。
ご主人様である私の言うことに一生懸命応えてくれる。
おお、ナントかわいい相棒。。。(^-^)

ホームページを作るのも、
この友と一緒なら、何だか楽しく出来そう。。。
       
私の新しいパートナー、優しく扱いますから、これからヨロシクね。(^-^)

(ソフトの引っ越しなどで忙しく、メールのお返事を失礼してしまった方、ごめんなさい。
まだまだこれからBalladeなどのソフトも入れなくっちゃ・・・)




3月20日(木)    春の香り

黒いコートはもう脱ごう。
去年流行の茶色のワンピースも、もうしまおう。

春色のブラウスを着て、外に出た。
う〜ん、春の風が気持ちいい!(^-^)
ガソリンスタンドに洗車に行き、車もサッパリさせてあげた。
帰りに春の果物イチゴを買ってきた。
今日の食卓は、菜の花、うど、山菜・・・春の香りでいっぱいにしよう。

さて、春の音楽は・・・
「春の歌」「ヴィバルディ四季〜春」「春の海」「春」(♪は〜るの うら〜ら〜の〜)
「春よ来い」「Spring Smile」「北国の春」(ジャンルはメチャクチャ)・・・
探すとなかなか思いつかないものだ。他に何か春の曲ありますか?

あ、ひとつ忘れていてことが!
ホームページも春用に衣替えしてあげなくっちゃ。
では、これから準備をするので、ちょっと待っててね。



3月22日(土)    春のインデックス

(^◇^)ハハハ・・・中味は全く同じなのに、インデックスのページだけ変えて、
まるで違うホームページのようにしてみました。(^-^ゞ
違う包装紙で包んだだけですが、
前よりは、ちょっと「春」らしくなったでしょ?
                  ・・・・・エ? ダメ?


3月24日(月)    OCNが引けない(ノ;)

OCN(Open Computer Network)に申し込んでから、だいぶ経つ。
私のページをたまたま読んだというNTTの方(OCNを担当しているとのこと)とも、
「リンク仲間」になれた。
線はどこを通そうか?どこに置こうかな?壁に穴を開けようか?
・・・など色々と考えながら、楽しみに待っていた。

今日、NTTから電話があった。
「OCN、もしかしたら・・・ダメかもしれません。」
理由は、私が住んでいるところは「抵抗が大きいから。」とのこと。

     そ、そんなあ・・・・・ショック!!(ノ;)

ISDNは引けたのに、OCNは引けないなんて、
そんなこと、ありませんよね。。。。。「無い」って誰か言って。。。。。(ノ;)



3月27日(木)    MIDIが来ない

「MIDIデータを送って下さい。」なんて一言も書いていなかった頃は、
けっこう頻繁にMIDIデータが送られて来ていた。

それならそれらを掲載しようと「メロディー作りコーナー」を作り、やっと3月にオープン。
しかしコーナーを作って「MIDIデータを募集!」と書いたら、全然送られて来なくなった。(笑)

人生って、そんなものだ。なかなかうまく行かない。

仕方ない。3月も残りわずかだし、もっと多くの人に声をかける為に、宣伝に行くことにした。
今まで検索エンジンなるのもは二つだけ登録していたが、もっと色々なところに行かなくっちゃ。
「そこに登録すれば、いくつもの検索エンジンに自動的に登録してくれる便利な所がある」
という話を聞いたことがあったが、たぶんコレのことかな?と思い「一発太郎」に登録。
何度もエラーメッセージを出されてしまったけれど、やっと登録完了。

さーて、効果の程はどうかなあ。。。。。       (待つ女 ひろみーた)



3月28日(金)    最高の依頼の仕方

今まで何度か、雑誌や単行本に「ひろみーたのMUSIC PAGE」が紹介されたことはあるが、
その依頼の仕方は、出版社によって失礼だったり礼儀正しかったり、千差万別。

最近、とても気持ちの良い「依頼の仕方」をして下さる出版社があった。

(1)印刷する前に丁重な「掲載依頼」メール。
      どういう雑誌かという紹介も親切。(だってエッチな雑誌だったら断わっちゃうもん。)
     「掲載誌は送ります。」とのこと。(「送って欲しい」と言わないと送ってくれない所が多い。)
(2)「掲載して構いません」とお返事すると、お礼と掲載するコーナーのお知らせの電話。
     (担当の人を同性にしてくれる気配りも、言いたいことが言えて嬉しい。)
(3)掲載する文章が出来ると、「目を通して欲しい」と原稿をFAXして下さる。
     (何人もいるのだから、時間も手間もさぞめんどうなことだろうに。)
(4)何度かお電話を頂いたりやりとりがあり、こちらの希望や意見も取り入れて下さる。
(5)最後は、今まで担当して下さった女性ではなく、
     「その上司です」という方から直々に、丁重な「取材お礼」のメール。

うーん、会社勤めの経験も無い、世間知らずひろみーたは、
      「人にものを頼む時はこうするものなんだあ。。。」と勉強になる。

ひろみーたがこんなに感激した雑誌は何かと言うと・・・これです!
               仕事情報誌「salida」

ひろみーたのページが掲載されている号は、いつ発売かって?
   ふっふっふ、それは・・・当日の朝、ここ「この頃」に、
                「本日、発売でーす。」と書くことにします。(^-^)



3月31日(月)    女を磨く

私のページに載せている「オカノ通信」の著者、岡野美代子さんから電話。
「学生生活を終えて社会人デビューするK子のお祝いを兼ねて、お昼をご一緒しましょう。
もうすぐ銀座の資生堂パーラーが改築してしまうので、ぜひそこで。」

六本木や原宿も良いけれど、
多感な20代をヤマハ銀座店で過ごした岡野さんにとって、「銀座」というのは特別の場所らしい。
「銀座通りを、真っ赤なコートで、肩で風を切って歩くと、
         すれ違う男性、すれ違う男性、みんな私の方を振り返ったの。」と言う。

今、洒落たレストランはたくさんあるが、
太宰治などの小説にも出てきて文士ファンが多かったと言われる「資生堂パーラー」は、
「物書き」のプライドを持つ岡野さんにとって、何か特別な、こだわり、思い入れがあるようだ。

さて、この日のテーマは「磨かれた女」。
今春、学生生活にピリオドを打つK子に、岡野さんは
「これからはもっと、女を磨きなさい。」とアドバイス。
そしてこの日、「女の磨き方」を伝授することに。

その電話を頂いた頃、新聞広告の次の言葉が目に入った。
        「銀座が似合う女」「銀座を歩くにふさわしい大人の女性」

何を着ていこうかしら?
知性と教養を感じさせ、さりげない服装だけれど、でも大人を感じさせる装い・・・(難しい。)
いつまでも、ガキのように振る舞ってしまうひろみーたは、銀座なんて歩けないような気になってくる。
着るものは、お金さえ出せば何とでもなる。
でも、中味が・・・その洋服にそぐわない中味じゃあ・・・。(;_;)
中味は、どんなにお金を出しても、売っているお店がない! さあ困った。。。
銀座を歩くにふさわしい大人の女性・・・。
             ああ、ひろみーたの課題。。。


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