Diary


11/23   報われたような
11/26  アガルうちは大丈夫
11/26  サプライズ
11/29   がんばるゾ
11/30   カーナビ
12/15  浦島太郎
12/24  メリークリスマス
12/26  脳ミソがひっくり返る
12/30  思う存分ピアノ
1/1  本年もよろしく
1/7  死ぬ前日までピアノを
1/11  指導者セミナー
1/12  今年のレッスン
1/15  生徒達へのプレゼント
1/26  オルガン婆ちゃん
1/28  ムーンリヴァー
2/1  まねき猫
2/2  有限だからこそ
2/6  ゴーストライター 
2/13  情けない
2/23  オリンピック閉会
2/25  音楽クイズ
3/3  編曲
3/14  光にふれる
3/20  自治会の高齢化
3/29  教室を閉める理由
3/30  出番のないPoster
 

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20013年1123日(土)  報われたような
7月から書いたシニア世代に教える最高のピアノレッスン」(ヤマハミュージックメディア)が、本日発売。


もう10年以上も前のことです。

60歳以上の生徒さんに良い指導をしたくて、独りでシコシコ図書館に通って調べた結果を、
全日本ピアノ指導者協会(PTNA)の研究レポートにまとめました。

そのレポートをご覧になったという編集者さんから、
今回、「本にしませんか?」とのお誘いを頂いたのです。

あの頃はまだ、「シニアを対象にピアノ?変わった先生……」という目でしか見られませんでした。

それから10年以上たった今、少子高齢化が進み、多くの先生がシニアへのレッスンを考えるようになったのですね。

孤軍奮闘でがんばってきたことが、少し報われた気持ちになりました。



2013年1126日(火) アガルうちは大丈夫

本日の「60歳からのピアノコンサート(第50回)」の演奏順は、ちょっと面白い方法にしました。

スポーツのマスターズ大会というのをご存じでしょうか?
60〜64歳、65歳〜69歳、70歳〜75歳……と5歳きざみで分け、そのブロックごとに1位2位と順位を決めるのです。
ですから、たとえ90〜94歳であっても、誰かは1位を取れるわけです。

今日の演奏順は、そのやり方を真似。
5歳ごとの年齢カテゴリーで分け、その中で五十音順にしました。
色々な人がトップバッターやトリの経験が出来て、これも楽しかったです。


演奏後は、生徒さんの庭に実ったミカンやお菓子で、おしゃべりタイム。

  「80歳の3人に1人は認知症。
   85歳になると、2人に1人は認知症があるんですって。。。」
  
  「私、アガルうちは、まだ大丈夫だと思っているの。」(皆さん大笑い)

  「アガらなくなったら、危ないのね。」(またまた爆笑!)

……楽しい演奏にお喋りに、今日も幸せなひとときが持てたことに感謝。



2013年1126日(火)  サプライズ

博士の学位を取得したことを、生徒さんには特に言っていなかったのですが、
ホームコンサートも終わりに近づいたころ、びっくりのサプライズがありました。

「ハッピーバースデー ツー ユ〜♪」の替え歌で
「♪おめでとう ドクターもとよし〜」という歌を、皆さんが合唱し始めたのです。
それからお祝いまで……。

ああ、何とお礼を言ったらよいのでしょう。

これからももっと良い指導をしなくてはと、身の引きしまる思いがします。

生徒さんがとても熱心なので、何とか弾けるようにして差しあげたい……と思い、
良い指導法を研究するために大学院に行き、
気づいたら学位をとっていたというだけなのですが、
とにかく、皆さんのお気持ちが、とても嬉しかったです。

本当にありがとうございます!



2013年1129日(金)  がんばるゾ

「シニア世代に教える最高のピアノレッスン法」の編集者Yさんと出版社のMさんが、
今後の相談とお礼のご挨拶とのことで、私の家までいらしてくださいました。

お世話をかけてお礼を言いたいのは私の方なのに、東京からつくばまでご足労を……。
ちょうどお昼にかかる時間だったので、「炊飯器で炊くカニピラフ」「オーブンでグリルのヒレカツ」「簡単サラダ」を作っておいて、ご一緒に頂きました。

三人で力を合わせて作った本。
一人でも多くの先生が買って読んでくださって、
その結果、一人でも多くのシニアがピアノで幸せになりますように……。

がんばるゾ



20131130日(土)  カーナビ

千葉県船橋市の母のところに遊びに行きました。
いつもは電車なのですが、初めて車を運転して。

娘も一緒だし、大きな道路を進むだけだし、カーナビもあるし、きっとたどり着くだろうと、たかをくくっていました。

「前方斜めに右折……」とカーナビに言われたので、その言葉のとおり右折。
ところが、車1台がやっと通れるかどうかという狭い路地に入っていきます。

エッ?どうしよう!今さらバックも出来ないし。や〜ん……

機械は万能だと信じていたのに、カーナビくん、あなたは間違えることもあるのね。

何とか母の家にたどり着き、美味しいサンドイッチを頂きました。
こんな長距離を運転したのは初めてでしたが、無事に帰宅できて、ホッ



2013年1213日(金) 浦島太郎


1995年頃、「パソコン通信」に自分で弾いた曲をアップロードして未知の人と交流したり、
自分のホームページに「掲示板」を設け、ネットでコミュニケーションを楽しんでいました。

ただ徐々に、レスを書くのが義務(仕事)のように思えてきて、交流から離れるように。

最近、FacebookとかTwitterなどのコミュニティ型Webサイトに行く機会があったのですが、
「ツイートする」「リツイート」「フォロー」「フォロワーになる」「返信」「いいね」「友達になる」など色々……、一体どのボタンを押せばよいの???

私はまるで、ネット浦島太郎!と判明。

これからは、こういうのも覚えようっと。(^^;;;




2013年12月24日(火) ★メリークリスマス★

このツリー、旧友が送ってくださったのですが、お母様が作られたそうです。



そのお母様は、たぶん80歳以上……。すごい!

   ★☆★メリークリスマス★☆★彡




2013年12月26日(木) 脳ミソがひっくり返る?

今日で、今年のレッスンは最後。

そのグループ(65〜75歳)は、ずっとハ長調の曲を練習していました。
でも今日初めて、イ長調の曲を習い、調性のカラクリを知りました。

「“ド”が基本と思っていたけれど、違うんだ……」と、ビックリされたご様子。

そして、こんな名言を残して帰られました。

 「脳ミソがひっくり返りました。」

 「脳みそを、グチャグチャッと、もまれた感じ」
 「呆けている暇がありません。」

脳ミソがひっくり返るとは……、なんて面白い表現!(^◇^) 

曲が弾けるようになって、しかも脳活性すれば、もっと良いではありませんか。

脳ミソ、どんどんひっくり返されたり、もまれたり掻き回されたりしてください。




2013年12月30日(月)  思う存分ピアノ

ご主人の看病のため、9月から休会していた生徒さん(69歳)が、ご挨拶にみえました。

  「主人の病状が悪化したので、
   看病に、自分の時間の全てを捧げるようと決意しました。

   ピアノを習っていた日々は、本当に楽しかった!

   でも、あのときに“思うぞんぶんピアノ”を楽しむことが出来たからこそ、
   今、“思うぞんぶん看病”するパワーが自分にある。」


ああ……、自分に与えられたその時期を、“思う存分”生きることの大切さ。
“ピアノの楽しさ”という宝物が、後の人生のパワーにもなる……。

色々と考えさせられる年の瀬です。




2014年1月1日(水) 本年もどうぞよろしく

明けましておめでとうございます。
今年の元旦は、筑波山頂まで行ってきました。
   (小さな字で書いておこう。足でではなくロープウェイでですが。)

本年もどうぞよろしくお願い致します。




2014年1月7日(火) 死ぬ前日までピアノを

「シニア世代に教える最高のピアノレッスン」の感想を頂くようになりました。
なぜか、ピアノ教師よりも、シニア学習者本人からの感想が多いのが興味深いです。

・「59歳未満」と「60歳以上初心者」を一緒にレッスンしたら、無理で、続かなかった。
・「子どもや若い大人と一緒の発表会に参加を強いられ、辛かったお話」
……どれもこれも当然で、残念に思うことばかりです。

でもこれが、一般に行われているレッスンの現実なのかもしれません。

この本を出してよかったと、つくづく思いました。
一人でも多くの先生のレッスンの参考になれば……。

感想の一つを、「読者からの感想」ページに掲載しました。

その中に素敵な言葉がありました。

  「死ぬ前日までピアノを弾いていたい」

死ぬ間際は人間、無気力・我がまま・寝たきり・要介護……哀しい状態になるものです。

でも前日まで自立して、ピアノを楽しく弾いている。……万人の理想ですね。




2014年1月11日(土)  指導者セミナー

ピアノの先生方対象に指導者セミナーを開催して、本の内容を実際にお伝えする。
……そんな発案を、ヤマハさんが考えてくださいました。
チラシも作ってくださいました。



楽器店や興味ある先生方、全国どこでも喜んで参ります。

どうぞお声をかけてくださいね。(^-^)/



2014年1月12日(日)  今年のレッスン

今年初めてのレッスンが、次々と始まります。

素敵な生徒さん達との楽しい時間を、今年もたくさん持てますように……。

新しいこともやってみたい気がします。例えば……
・皆さんの演奏を録音して「CD」を作ってみようかな? 
・久しぶりに「個別面談」、音楽ボランティア、お楽しみ会……
  ……やりたいことが次々浮かびます。

今度のホームコンサートの時にでも、皆さんにお伺いしてみようっと(^-^)



2014年1月15日(水) 生徒達へのプレゼント

作った曲も編曲した曲も素晴らしく、人柄も大好きな友人K子さん。

普通大学を出てから音楽大学に行かれたこともあり、
私は、大学院受験の相談に乗ってもらったり、アドバイス頂いたり……。

彼女のアドバイスで大学院に行き、その研究成果から書けた本なので、
「シニア世代に教える最高のピアノレッスン」を感謝とともにお送りしました。
 
この本の感想を色々な方から頂きますが、反応する章は人によって様々。

「特に第2章(能力)を、何度も読み返しました。」とおっしゃる方、
「第3・4章(指導法)がとても参考になった」とおっしゃる方など。
K子さんは、第1章。

  「
シニアの生徒さん達があまりにも魅力的で、
   素敵な人生の在り方を示して頂いているのが、本当に有り難くて、
   何かお送りしたくなってしまい。。。


とのお言葉とともに、生徒達に干支ハンカチを送ってくださいました。
 
        
今度のホームコンサートの時にでも,K子さんのご紹介をして皆様に差し上げましょう(^-^)



2014年1月26日(日) オルガン婆ちゃん

生徒さん達にプレゼントを送ってくださったK子さんは、
電子オルガン(商品名エレクトーンと言うほうが解るかも……)をこよなく愛し、
「電子オルガン」に関する修士論文を東京芸大で書き、
「全日本電子オルガン学会」を立ち上げ、
ホールはもちろん、路上、カフェ、いたる所で演奏活動を頑張っていらっしゃいます。

そして、こうおっしゃいます。

「いくつになっても上機嫌で演奏してる ”オルガン婆ちゃん” 目指します!」

ここまで言い切れるって、な〜んか、いいですね(^-^)

ちなみに私は……
シニアに教えているときが一番幸せ!(#^.^#)
いくつになっても嬉しそうに教えているレッスン婆ちゃんを目指しましょ!

K子さんの素敵な演奏は、こちら(“エデンの東”You tube)でどうぞ。



2014年1月28日(火) ムーンリヴァー

何かの楽譜の「ムーンリヴァー」の説明に、こう書いてあった記憶が……。

「マリリンモンローが、月明かりで舟をゆったりと漕いでいるシーンを思い浮かべながら弾いてください。」
 
てっきり、映画のシーンかと思いこんでいて、今日のレッスンでそんな事を言ってしまいました。

心配になってきて後で調べてみると…… 
「ティファニーで朝食を」の主題歌。
歌っているのはオードリー・ヘップバーンで、川で漕いでいるシーンは出てこない。

(原作者カポーティが、マリリンモンローを主役に考えていたけれど断られて実現しなかった)

エッ?間違えた情報を教えてしまったわ!
今度のレッスンで生徒さんに謝らなくては…… (^人^);;;

反省とともに、「ティファニーで朝食を」のDVDを見ることにしましょう。



2014年2月1日(土) まねき猫

郵便局で番号札をとって待っているとき、バースデイカードを発見☆

猫の手がひょこひょこ動いて、「おいでおいで〜」と言っているよう。

ちょうど明日、お誕生日の姉がいたのを思い出して、買ってきました。

         

「いいこと」って、何でしょうね?
   楽しい時間、宝くじ当選、人との出会い、健康、感動、幸せ……

……いっぱいいっぱい、やって来ますように(^-^)♪



2014年2月2日(日) 有限だからこそ

幸い骨折も何も無かったのですが、母が転倒したのだとか。

転倒が原因でレッスン退会された生徒さんが、母より1歳下(昭和5年生まれ)だったこともあり、
転ぶ角度や、打ちどころがもう少し違っていたら……とゾッとしました。

他の生徒さんの言葉:
「老化って、少しずつ徐々に進むものと思っていたけれど、そうではなく、
ある日突然、ガクーン!と急激に低下するものなのですね。」

そう言えば、義母も、前日まで元気にお散歩をしていたのに、
転んだ日から、人生は180度ひっくり返り、寝たきりだったっけ……。

「ピアノを楽しめる期間」も「人生」も、有限だからこそ貴重なのかもしれません。

一回一回を、中身の濃い楽しいレッスンにしたいものです。



2014年2月6日(木) ゴーストライター

ゴーストライター発覚で話題の佐村河内守さんコンサートを、私も昨年聴きました。

たとえ「全聾の作曲家」とテレビで取り上げられたとしても、
もし流れた曲が良くなかったら、聴きたいなどとは思わなかったでしょう。

その曲の断片が魅力的だったので、もっと聴きたいと思い、実際に聴きに行ったら感動した。
……やはり、新垣隆さんの力。

新垣さんの作った曲は、シンプルなモチーフの解りやすい曲も現代音楽もどれも素晴らしいです。 
能力もセンスも極めて高い音楽家だと思います。

それなのに、新垣隆という名前は、今まで一度も聞いたことがありませんでした。


音楽の実力は大したことなくても、美人だったり話題性があったりでテレビによく出る「有名」な人ももちろんいます。

一方、演奏や作曲の実力は素晴らしいのに、有名でなく仕事があまり無い人達もまた沢山います。

好きな音楽を続けるために、コンビニでバイトしている一流音大卒の人もいます。

コンビニに比べたらゴーストライターは、「好きな音楽」でお金をもらえる仕事なのだから有難いはず。

とにかく、ビジネスや政治の世界でよくある「偽装」が、芸術の世界でまで……
と、後味の悪い気分。。。



2014年2月13日(木)  情けない

(>_<) イタッ! イタタタタッ……

太ももの後ろも前も、内側も外側も痛い。(:_;)

筋肉痛です。

生徒さんのためならエンヤコ〜ラッ♪ と「雪かき」を張り切ったら、このあり様。

なんて情けないのでしょう!

もっと普段から運動しなくては……。



2014年2月23日(日) オリンピック閉会


オリンピックでは、メダルの「数」や「色」に、人々の関心がどうしても向きます。 

  ・メダルを逃したため、涙を流して落胆する選手
  ・メダルは逃したけれど、自分の演技には満足して清々しい笑顔の選手
  ・タナボタでメダルは獲れたけれど、自分の演技には不満の選手
  ・悲願のメダルが獲れて、満身で大喜びの選手

……色々でしたが、私が一番「いいな!」と思ったのは、上村愛子さん。

「メダルは獲れなかったけど、とってもすがすがしい気分。」と言い切りました。
こんな言葉、よほどの努力をしてきた者にしか言えない言葉です。

人の評価や「人と比べてどうか?」よりも、「自分自身がどう思えるか?」の方が大切。

軸が他人にあるのではなく、「軸が自分にある人」って好きです。

スポーツ、爽やかでいいですね。


2014年2月25日(火)  音楽クイズ

本日の第51回シニアピアノホームコンサートでは、ソロ演奏後のティータイムに、音楽クイズを楽しみました。

クイズに正解した方から順に、K子さんから先日頂いた干支ハンカチをお渡しするのです。

美味しいお菓子、コーヒーやお茶を飲食しながら楽しんだクイズの一部は、こんなものです。

  ・飲み物の名前がついたバッハ作曲の曲は何?
             
(答え:コーヒーカンタータ……正解者なし)
  ・お菓子の名前の作曲家は誰?       
             
(答え:八橋検校……正解者あり)
  ・リズムだけ聞いて、曲名を当てるクイズ   
             
(かえるの歌……正解者あり)
  ・前奏を聴いただけで、曲名を当てるイントロクイズ 
             
(みかんの花咲く丘、喜びの歌、花……ほとんど正解)
など等

せっかく正解しても、後の問題で不正解を言ったため、もらったハンカチを返さなければならない方がいたり、
……みんなで大笑いの楽しい時間となりました。(^-^)



2014年3月3日(月)   編曲


ああ、難しい、難しい!

今度、シニア生徒さんが初めて「月光」に取り組むので、今、編曲をしているところです。

編曲するときは、こんなことを考えます。

(1) 難易度が、生徒さんに難しすぎず易しすぎずちょうど良いように。
(2) 素敵にカッコよく聴こえるように。 

「歌唱曲」や「オーケストラ曲」はそれ程でもないのですが、
「ピアノ曲」を編曲する時は、とても悩みます。

作曲者は、一音一音に非常にこだわりを持って大切に使用したはず。
なるべく原曲に忠実に弾きたいものです。

そうかと言って、難しくて音楽の流れが止まってしまっては台無し。
気持ちよく、想いをこめて、曲の良さを味わいながら、楽しんで欲しい。

普通は、ソナチネを何冊か終えてから弾くソナタ「月光」ですが、
シニア生徒さん達にも、この魅力的なこの曲の「さわりだけでも」「雰囲気だけでも」経験させてあげたい。

そのために、易しく編曲して差し上げる。

でも、易しさを優先し過ぎて、音楽的にあまりにも貧弱でも……。 

つまり、「(1)適切な難易度」と「(2)素敵に」との両立が難しく、葛続けているのです。

ああ、恐ろしく時間がかかっておりますが、
それが編曲者の腕と思って、もうちょっと頑張ってみます。



2014年3月14日(金)  光にふれる

盲目のピアニストが主人公の映画「光にふれる」の紹介文が目に留まりました。

「ピアノを、どんな風にして習うのだろう?」
と指導法に興味が湧いて、観に行きました。

残念ながら、そのあたり関しては、ほとんど出てこなかったのですが、
でも、もっと大きな、自分を試してみる大切さ、チャンスへの挑戦など……とても感動しました。

それから、主人公のお母さんも素晴らしいと思いました。
寮から教室まで、最初は、アドバイスながら腕を引いて一緒に付き添い、
次は、一人で行かせるのだけれど、何かあったらすぐ助けられるように後ろからついていき、
次は本当に一人で……と、徐々に自立に導きます。

爽やかで、感動的で、とても良い映画でした。



2014年3月21日(金) 自治会の問題_高齢化

来年度の自治会の「会長」が、決まらないのだそうです。

4名ずつ順番が回ってきて、その人達で三役(自治会長・副・会計)を決めます。

ところが……
  ・ご主人が亡くなったため、女一人の世帯……2名
  ・ご主人が病気のため介護をしている奥様……1名
  ・ご主人が単身赴任のため、母子家庭…………1名
          (うち後期高齢者……2名)


これから日本は、4人に1人が高齢者という”超高齢社会”。

この地域も“一人暮らしのお年寄り”が増え、
その独居高齢者も亡くなった空き家(立派なお家に誰も住んでいない)が結構あります。

女性の平均寿命は「86.35歳」。
その高齢者の6分の5は、介護を必要としない、いわゆる“元気なお年寄り”。

……そう考えると、「後期高齢者(75歳以上)だから、会長は出来ない。」と言えない気が……。

今や、「結婚しない女性」「離婚女性」「シングルマザー」も増え、著書「おひとり様の老後」はベストセラー。
  ……という現実を考えると、「女一人暮らしだから、会長が出来ない。」も言えない気が……。


性別も年齢も関係なく、
元気なうちは、地域の一員として出来ることをする
でも、もし要介護となったら、地域の人達に助けてもらう
  ……そんな地域社会が、理想では?

高齢だろうと、女だろうと、1人暮らしだろうと、
誰もが気楽に引き受けられる、負担でない会長、
  ……そんな自治会長が、理想では?

今、この地域で最も多い年齢層は、60代位の気がしますが、
5年後、10年後は、平均70代?

ああ、高齢化問題……、深刻です。



2014年3月29日(土) 教室を閉める理由

「シニア歓迎ピアノ教室」に、以前に登録頂いた先生のホームページを見ると、無くなっているものも幾つか。

存在しない教室を載せても仕方ないので、それらの教室を泣く泣く削除。
それにしても……

なぜ、ピアノ教室を閉めたのでしょうか?

宮城県のお教室二つは、きっと震災の影響でしょうねぇ。。。

他に考えられる理由は……

(1)
体調不良
  先生がご病気やお怪我のため、教えられなくなってしまったのでしょうか?

  そんな状況では、登録先に連絡どころではありませんね。


(2)
転居
  ピアノ教室を閉め、「結婚」して別の県に嫁いでいった。

  ……などという「ことぶき閉室」なら、おめでたいです(^^♪


(3)
転職
  実際に、こんな友人(30代〜40代)がいらっしゃいました。

  「主人が、急に『くも膜下出血』で亡くなったの。
   これからは、自分で生活費を稼がなくてはならない。
   だから、大好きなピアノ教室をやめ、就職することに……。」

「低収入」かつ「不安定」なピアノ指導で、「食べていく」のは確かに難しいのが現実。ああ。。。

あれこれ、心配してしまいます。

でも、単にプロバイダを変えて連絡していないだけでしたら、
また新アドレスで掲載しますのでメールをお待ちしています。



2014年3月29日(日) 出番のないPosterくん

生まれてきたのに、何の役にも立たず人生の幕を閉じる。
……そんな運命、哀しすぎます。


2月からずっと、部屋の隅に放置されているポスターくん。
どうしましょう?

実はこの子、2013年度博士論文の「成果発表会」のために作成したもの。

「シニア世代のピアノ学習」の健康効果に関する博論を書いて、私は2013年6月に修了しましたが、
11月修了生、3月修了生、2013年度内の全ての修了生が、
2/8に成果発表する予定でした。 

ところが、あの大雪で、発表会が中止!!

かくして、このポスター君の出番がなくなったわけです。

せっかく作ったものを、捨てるのは忍びないし……
さりとて、とっておいても、出番は永久に来ない……

……なんて、可哀想な運命のポスターくん。。。

というわけで、レッスン室の壁に しばし貼ってあげることにしました☆

      

                   


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