Diary


6/13  銀座店セミナー
6/19  JEUGIA三条本店セミナー
6/23  嬉しいメール
6/24  初めての挑戦
6/27  ピアノ指導の仕事
7/10  がんばれ坂本龍一
7/17  ありのままで
7/20  避けずに向き合う 
7/21  遺品整理 
8/3  200年も前… 
8/5  はかない 
8/6  ブログ 

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2014年6月13日(金) 銀座店セミナー

「シニア世代に教える最高のレッスン法」の指導者セミナーが、
ヤマハ銀座店で開かれました。

少しでも中身の濃いセミナーにしたいと、
パワーポイントや動画を作成しリハをして時間配分を考え……。


さて当日。
PC接続など準備してスタンバイOK……



開場時間を迎えると、熱心なピアノの先生方がたくさん……。

大分県から、飛行機で受講しにいらしたという先生も!

「シニア指導法をぜひ聞きたいと思って、すぐに申込みました!」
とのこと。ああ……

終了後のサイン会では、並んでくださった先生方から、
「シニアレッスンを始める勇気がでました」とか感謝の言葉を言われ……。


いいえ、いいえ、ちがうんです!
感謝するのは、私の方。

この開催のために尽力くださった楽器店の担当者Wさん、Kさん、出版社のMさん、直前のPCトラブルに対応くださったスタッフ……沢山の方に助けて頂いて出来たのです。
……心から感謝!

私を、“シニアピアノ指導”に夢中にさせ、
もっと良いレッスンにするため研究したいと思わせ、
パワーをくれた生徒さん達。

その生徒さん達のおかげでレッスンしてこられたからこそ、
今日、その経験や研究結果やレッスン法を、
他のピアノの先生方にお伝えすることが出来た。

そう考えると、このセミナーで感謝されるべきは、
……私ではなく、シニア生徒さんたち。


ああ、沢山の人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に本当にありがとう。。。
 



2014年6月19日(木) JEUGIA三条本店セミナー

本日は、京都のJEUGIAさんで、指導者セミナー

「関西の人って、あったかいな……」
今回、そんな風に感じました。

セミナーを受講くださった先生方も、しかり。
うなずきながらとても熱心に受講され、話しやすかったです。

JEUGIA三条本店の楽譜売場に行ってみると、
高井さんはじめフロアのスタッフの皆さん、とっても暖かい雰囲気。

記念に、ご一緒に撮らせて頂きました。



棚の最上に が、こんなに沢山 (@o@)
ありがとうございます!

1人でも多くの先生が、この本を参考に楽しいレッスンを始め、
そして、たくさんのシニア生徒さんが、ピアノで幸せになりますように……

……そんな気持ちで、これからも頑張ります!




2014年6月23日(月)  嬉しいメール

元生徒さん(78歳)から嬉しいメール。

「時々、ピアノに向かっています。
4人の孫達一人一人に贈る曲を、4曲つくりました。」

えーっ?すごい!
経験者ではなく、60代で初めてピアノに挑戦された生徒さんです。

レッスンで、曲作りを何度か経験しましたが、
やめた後もこんな風に続けてくださっているとは……嬉しい限りです。

「自分だけのため」におじいちゃまが作ってくれた曲をプレゼントされるお孫さんは、
なんて幸せなのでしょう。(^-^)



 
2014年6月24日(火)  初めての挑戦


大学院で仲良かった友人が、釧路に戻り、時鮭を送ってくださったとのこと。

数切れの切り身をイメージしていましたが、届いたのは丸ごと一尾! w(@_@)w

アジの内臓くらいは出せても、こんな大きな魚をさばくのは初めて。
さばき方をネットで調べて”初挑戦”したら、うまく出来ました!(^-^)v 
     

何歳になっても、「初めての挑戦」というのは、ワクワクしますね。(^^♪

そして、うまく出来ると、もっと嬉しい(^^♪


ピアノも同じかも…………☆




2014年6月27日(金) ピアノ指導の仕事

私が「60歳からのピアノ」について研究しようと、最初に門をたたき、
研究の考え方や楽しさを教えて頂いたのは聖徳大学の大学院です。

きょう、そこの音楽学部の「キャリア教育」授業で、お話をさせて頂きました。
テーマは「ピアノ指導の仕事」。 

音楽指導を、趣味やボランティアでするのと、「職業」にすることの違いなどをお話しました。
(→音楽学部ブログ。)



就職が厳しい時代と聞きます。

人間には、心を癒したり楽しくしてくれるものが必要不可欠!

だから、心を楽しく豊かにしてくれる「音楽」は、いつの時代になろうと、人間に絶対に必要なはず。

どうぞ皆さん、「誇り」を持って音楽の仕事をしてください。

……そんなメッセージが、学生さん達に少しでも伝わりましたよう……。



    授業後、図書館を見せて頂いて帰りました。
8階に置いてあった1800年代の四角くて大きなスクエアピアノ。




2014年7月10日(木)  がんばれ坂本龍一

「あと30年生きることにしました。」

などと言うCMに出ていると思っていたら、
「坂本龍一が中咽頭ガン」とのニュース。

”戦場のクリスマス”(作曲:坂本龍一) を弾いた生徒さんもいます。


何十年も前、こんなことがありました。

親しくしていた音楽誌編集長さんから、電話。

「坂本龍一のコンサート記事を掲載予定だったのに、写真が良くないとの理由で許可されなかった。
紙面に穴あいて、参っちゃった。
急で悪いけど……元吉先生、何か書いてくれないかしら?」

編集長さんもさぞお困りだろうと、
「さすが、世界のサカモト!」などと笑いながら、お引き受けしました。

要するに、私は「坂本龍一の穴埋め」になったわけですが(笑)、
その人がガンと聞くと、他人事とも思えない。


「自分の体あっての仕事なので、しばらく治療に専念します」
とのコメント。
そう、自分の音楽は、人に代わってもらうわけにいきません。

はやく元気になって、どうぞまた素敵な曲を作ってください。




2014年7月17日(木)  ありのままで


楽譜売り場で、今、最も多く売れている楽譜は……「アナと雪の女王」。
     
色々な版の「アナと雪の女王」が、
楽譜売上げ、1位・2位・3位・4位を占めているそうです。

この映画が大ヒットした理由も、この主題歌にあるのでしょう。


「この映画は、姉妹で見ると感動します!」
と、テレビで言っていたので、姉を誘ってみたら、
一緒に行ってくれるとのこと。

ちょうど前日がお誕生日の母も誘ったら、見たいとのことで、
3人で見てきました。楽しかった(^^♪


帰りみち、私の頭の中は、あの有名なメロディーがグルグルぐるぐる……

  ♪ありの〜〜 ままの〜〜 自分に〜 なるの〜〜♪
  ♪ありの〜〜 ままの〜〜〜〜 ♪
                 
全部は歌えないけれど、ここだけ…)



2014年7月20日(日) 避けずに向き合おう

しなくてもよい」ものでも「楽しい」ことは、ついやりたくなります。

でも、「
しなければいけない」のだけれど「楽しくない」こと「悲しくなること」は、
なるべく一日伸ばしにして、やらないで過ごしたい。

……それが、人間というもの。


義母が亡くなってから5年以上たつのに、
箪笥や引出しの物に手をつけては悪い気がして、そのままにしてありました。

きちんと整理して、おばあちゃんが、現世に未練が残らないようにしてあげなければいけないのに……。

遺族の気持ちも、過去をきちんと整理しないと、先に進めないかもしれません。  

業者もいるようですが、義母に感謝しつつ、自分の手で一つ一つ想い出を整理しようと思います。


 

2014年7月21日(月)  遺品整理

予想通り。
義母の物を整理する作業は、決して楽しいものではありませんでした。

贅沢品などほとんど買わなかったけれど、全ての物が丁寧にきちんと収納され……、
見習わなくては……。

自分の下着や恥ずかしい物がずっとそのままで、気がかりだっただろうな。。。
ああ、もっと早く処分してあげればよかった。ごめんね、ごめんね、おばあちゃん。(反省)

馴染みの呉服店の商品がいくつも。
親切な店員さんとお喋りしたくて、よく行っていたのかしら?
おばあちゃん、寂しかったのかなあ?
ああ、私、子育てだレッスンだと忙しく、あまりゆっくりお喋りしてあげられなかった……(後悔)。

きっと、彼女なりに、色〜んな想いがあったんだろうな。。。

荷物を整理しつつ、そんなことをとりとめもなく……。

今日は「海の日」だというのに、私はずっと遺品整理。
それでも、まだ途中。(フーッ)
全てが終わったら、がんばったご褒美に、海かプールに行きたいです。



2014年8月3日(日)  200年も前…


遺品整理を機械的にすれば、もっと早く終わるのに、
ついつい、「これは何だろう?」と読みふけってしまう私。

夫の曾おじいさん(母親のおじいさん:立野竜貞)に関する、こんな記事を発見。
          

胎児の頭を衣の袋で包んで引き出す包頭器を発明し、
 他の医師が手の施しようもない難産を、それこそ神業のごとく処理した。


文政二年(1820年)に、『産科新論』三巻を著したのですが、その中で…。

私はこの技を、師に就いてその秘伝を極めたわけでも、書を読んで悟ったのでもない。日夜苦心して、自分から作りだしたもので、想いを凝らし心をこめること、数十年に及んだ。……難産を救う一助になれば幸いである。」(意訳)

    


特に私が素晴らしいと思ったのが、次の文。

竜貞は、貧餞の者の治療にも全力を尽くし、あえて報酬を求めなかった。

富裕層にしか治療しない「儲け主義」の医者ではなくて、よかった。。。
息子が発明するのも、娘が福祉に進んだのも、血なのだろうか?
私が、ピアノの健康効果について研究したり、
お金儲けと縁がないところだけは、似ているかも……。
こんな学術書を書けたらなぁ。。。

……など勝手なことを、とりとめもなく考えて、整理は一向に進まないのでした。




2007年8月5日(月)  はかないからこそ

おばあちゃんの洋服を整理していると、想い出がよみがえってきます。
  
このアンサンブルを、私が買ってきて差し上げたら、
「自分じゃ、こんな素敵なのは探せない!」「品がある。」など、
たいそう喜んでくださったことを思い出します。

どれも、捨てるには忍びないけれど、今どき、人にもあげられない。
バザーに出しても、年寄り風だったりSサイズだったりで、売れなさそう。。。

結局、「お婆ちゃんを素敵にしてくれて、ありがとう。」
と服に感謝をのべ、きれいな袋に包んで処分。

   
   
40Lゴミ袋12袋、不燃ごみ4袋、粗大ごみ等を車に積んで、
クリーンセンターへ持ち込み、エイッと捨てて、遺品整理は終了!!


整理が終わって、ほっとした気持ちと同時に、
どんなに思い入れのある品々も、不要になれば単なる「ゴミ山の一片」という空しさ。

ああ、人生って、はかないんだ。。。
その品が必要とされている期間というのは、意外と短いらしい。

でも、だからこそ、その一瞬一瞬の笑顔や喜びが、かけがえないものなのかもしれません。



2014年8月6日(水) ブログ

この日記、1996年に書き始めてから今まで、18年間続いたことになります。


「日記」ではなく、「週記」いや「月記」になるくらい更新しなかったり、
まとめて書いたり(小学生の『夏休みの宿題』みたい)でしたが……、

でも、18年続くって……結構すごいことかも!
(しみじみ〜)


日記部分がブログに続くことになりますが、
表紙の「ブログ」というボタンを押せばOKです。

ホームページも時々更新しますので、よろしくお願いします。(^-^)


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